AKIRA

  『AKIRA』(アキラ)は大友克洋による日本の漫画。その劇場版アニメとして公開されたのは、1988年。 当エントリー投稿時から実に23年前の劇場アニメ作品として公開された、今や世界にも無数のファンが存在する 日本を代表する革命的劇場アニメ作品です。 23年前ともなると、昨今のようなCGを使ったアニメーション等とは違い、全てがセル画による 手書きで描かれて居たのは言うまでもありませんが、そのクオリティはアニメファンの間でも語り草になるほど 常軌を逸した緻密な描写や大迫力なシーンが満載。 また、当時の映画アニメ作品としては例を見ない10億円という制作費が掛けられており、 作中のキャラクターのセリフ等もアニメ作品には珍しいプレスコ収録され、 セリフや音楽を先に収録し、それに合わせた作画作業と言うのも特徴的でありました。 なかでも、主人公である金田が乗る赤い流線的なインパクトのあるバイクデザインは、 様々な観点から見てもとても魅力的で、作品内でも一際異彩を放ちまた象徴的でありました。 23年経過した今観たとしてもなんの遜色も無く、またクオリティも古臭いと感じる事すら暇を与えない 衝撃的なストーリーで、貴方の目を釘付けにする事請け合いでしょう。 ただし、当時も今も謎を沢山残した作品でもあるので、結末に関しては未だ様々な論争の絶えない 『AKIRA』と呼ばれる存在とは一体なんなのかは分からず仕舞いな部分は、この作品を楽しむ一つの 要素であるとも居得ます。   ■ストーリー概要 第三次世界大戦後の2019年、ネオ東京が舞台。 職業訓練校の友人である金田と鉄雄やその他の友人達と夜な夜なバイクで暴走行為を行っていた。 そんな日々の中、敵対していたバイクチームとの抗争の末、鉄雄は老人のような顔をした謎の幼年者達と 接触事故を起こしてしまうのだが、その謎の幼年者は怪我一つも無く、超能力とも言える力で なぜか無傷で鉄雄の前に立っていた。 その幼年者達は、軍関係者によって秘密裏に行われていた実験体であり、その存在を目にした鉄雄は 軍関係者に連行されてしまう。 その後、鉄雄は軍による実験によって人知を超えた超能力を得て再び金田達の前に現れる事となる。 その能力は、アキラと呼ばれる存在を呼び覚ましてしまう能力だと言う事、そしてその力に陶酔し 金田への嫉妬心でその力を制御出来なくなってしまった鉄雄の暴走が世界を崩壊へと導いてしまう…。 果たして、アキラとはなんなのか、金田や鉄雄、世界の運命はどうなってしまうのか…。   私は、このアニメを10代で見ましたが、当時は作品のクオリティやアニメならではの迫力あるシーン等に 魅了はされたものの、ストーリーに関してはとんと理解出来ませんでした。 正直今でもよくわからない部分が多く、謎ばかり残された作品ともいえなくもありませんが 規模はとてつもなく大きな事を描いては居ますが、根本的な部分はとてもミニマムな起因であるように 思えます。 まあ、ストーリーはともかく、緻密でリアルな作画や迫力あるシーンを見るだけでも 一見の価値ありです。なによりも制作された年代の古さでこのクオリティはありえないとさえ言えるでしょう。