北斗の拳

                          こんにちは、マエムです。 今日は北斗の拳についてレビューしようかと思います。 80年代を代表するアニメとして真っ先に挙げられるのが「北斗の拳」です。 「お前はもう、死んでいる」のフレーズは流行語にもなり、爆発的なブームを起こしました。その圧倒的な面白さに対して、残酷なシーンが多いことから当時の大人たちからひんしゅくを買った点も大きな話題となりました。 しかし、名作として名高い作品であるにも関わらずアニメレビューに関しては厳しい点をつけざるを得ないのが正直なところです。 アニメ作品として見る分には決して悪い作品ではないものの、原作のコミックの魅力と比較してしまうとあらゆる面で見劣りしてしまうのが避けられないのです。 最大の問題点だったのが演出の陳腐化です。 毎回ケンシロウの服が破ける演出は話題にこそなりましたが、原作のシリアスな雰囲気を台無しにしかねない無駄なものでした。 核戦争で世界が崩壊し、水や食糧を入手するにも事欠く世界を描いた作品に毎回服が破け、次の回には何事もなかったように元に戻っているという演出はいかがなものでしょうか。 作画にも不満が残りました。原作のリアルな絵柄に対しアニメではデフォルメがきつく、とくにケンシロウの眉毛の太さはほとんどギャグに近いものでした。 このように、後になって見るとアニメ版に関してはかなり厳しい点数をつけざるを得ませんが、大ブームを起こしアニメに対する世間のイメージを覆したこと、海外でも放映し、高い評価を得たことで日本のアニメ、コミックに対する注目度を高めたことといった功績も忘れてはならないでしょう。